About us
Mission
結晶材料機能を起点としてアースポジティブな世界を実現する
Vision
結晶材料による社会課題の解決と価値の創造
Value
挑戦による想像の実現
フランスのSF作家のジュール・ヴェルヌは、「人が想像できることは、人は必ず実現できる」という言葉を残しました。創業者の一人である手嶋の座右の銘です。私たちはその言葉を実践し、結晶材料を起点としたアースポジティブな社会を実現したいと、創業した会社です。
信州大学で長年にわたり研究してきた結晶材料成長法の「フラックス法」というユニークな成長法で合成した結晶材料は、他の方法では得られない特徴的な機能を持っています。優れた機能を有する材料を起点として、持続可能な社会や循環型社会の実現に貢献するだけではなく、悪化した環境をよりよい状態に戻し、アースポジティブな社会の実現に貢献できると信じています。
例えば、水。信州は、豊かな水資源に恵まれた山紫水明の地として知られています。水は、生きるため、生活の質を高めるため、産業活動のためなど多面的に利用されます。私たちの独自の材料を活用したコンパクトな浄水システムにより、水に含まれている重金属やヒ素、フッ素などの有害なイオンを取り除き、汚染のない安全安心な水を地球上のあらゆる場所で必要とする人々に提供します。
今日の豊かな生活をよりよい将来につなげるためには、水をはじめとする地球上の有限の資源を大切に利用していくことが必要です。エネルギー分野や半導体分野等においても社会課題を解決し、結晶材料を起点としたイノベーションを目指して参ります。
Core technology
フラックス法は、溶質(原料粉末)をフラックス原料に加熱溶解させ、冷却やフラックスの蒸発による過飽和度の増加を利用し、結晶を育成する方法です。容器と加熱(エネルギー)源があれば,結晶サイズや形状を制御した結晶材料を育成できます。フラックス法は物質がもつ機能を最大限にいかすことができます。
-
・高価な装置・複雑な操作が不要である。
・ニーズに応じた結晶性能を獲得できる。
信州大学 手嶋・林・山田研究室では、多様なフラックス法結晶育成レシピを開発し、結晶の形(晶相・晶癖)やサイズを制御した高機能・高品質な結晶の育成に成功しています。当社は本研究室の技術をコア技術として事業を開始しました。
Executive Memver
-
CEO
田中 厚志
富士通で材料研究、
3,000億規模の事業化経験
大学発イノベーション創出PJのPM -
Co-CTO
手嶋 勝弥
様々な機能性結晶材料の
実践的研究開発実績
特許(100件)と多くのノウハウ -
CSO
古山 通久
‘13よりスタートアップに関与、
100件以上の事業審査
16年以上の研究室主宰実績 -
Co-CTO
望月 圭介
結晶材料の研究開発および
事業に関する30年の経験
開発材料の100t超の量産実績
-
会社名
ヴェルヌクリスタル株式会社
-
事業内容
1.各種結晶等の機能性材料の開発、製造ならびに販売
2.材料を用いた機器および部品の設計、製造ならびに販売
3.関連する情報、ソフトウエアおよびデータサービスの提供
4.技術およびノウハウの供与ならびにコンサルティング -
代表者
田中 厚志
-
所在地
〒380-0928
長野県長野市若里4-17-1 信州大学工学部内 -
設立
2022.01.01(信州大学発ベンチャー認定企業)
-
資本金
10,000,000円